国連開発援助論 後期三年生用   

【授業の目的・概要】
海外で働く、あるいは国内でいわゆる外国人と呼ばれる人たちと関わって働くためには、だいたい以下の5つの選択肢があります。国連は、もちろん、そのうちの一つです。
ⓐ 企業
  ボディショップ
ⓑ 政府および関係機関
外務省、JICA、青年協力隊、自治体の国際交流協会
ⓒ 国際機関
政府間機関:国連ボランティア(UNV)
非政府機関:ワールドビジョン・ジャパン、CARE、OXFAM
ⓓ 日本のNGO
シャブラニール
日本フォスタープラン協会
第三世界ショップ
ピースボート
ⓔ 個人
研究者、ジャーナリスト、雑貨屋、通訳ガイド、日本語教師
この授業では、それぞれのセクターの特徴、そこではどのような人たちが働いているのか、実際にどんなことをやっているのか、どうしたらそんな仕事に就けるのかを皆さんと一緒に学んでいきます。

【講義等の計画】
第1回目 参加型ワークショップのメソードを利用して、皆さんが関心を持っている職業、職種を明らかにしていきます。
第2回目~5回目 各セクターの特色、業務の内容について講義を行います。同時に、皆さんの希望に合わせて作る小グループ毎に調査計画を立てます。調査の目的は、そのセクターの概要、業務の内容、就職方法とします。調査は、キャリナビメソードに基づいて、そのような仕事に就いている社会人による講演やインタビューを通じた実践的な調査を行うことを考えています。
各グループは、最終的にそれぞれが選択したセクターの調査結果をHPにアップしてもらいます。
第6回以降 各グループによる中間報告を行います。また、必要に応じて、講義を行います。
第14回&15回 各グループの最終発表と総合評価

【評価の方法】
評価の対象としては、
授業への出席率(30%)
小グループでの作業に対する貢献度(自己申告に基づくグループ毎の全体評価)(20%)
中間発表に対する同級生&教師の評価(20%)
最終発表に対する同級生&教師の評価(30%)

【教 科 書】


【参考文献】
御手洗昭治『新国際人論』総合法令(1994年)
『国際派就職事典2005』アルク社

【その他の特記事項】
海外の組織について調べるために、PCと基本的な英語力は必須です。中国語や、その他の言葉を活用していただいても結構です。
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# by fwge1820 | 2005-02-27 11:37

東洋大学大学院の講義概要   

わたしは、この春より、東京都文京区白山にある東洋大学大学院の社会学研究科で毎土曜日に授業をすることになっています。

担当科目は国際社会福祉問題論。
サブタイトルは、「世界の子どもが直面する問題と対策」。

内容的には、こんな感じです。
<国際的な社会福祉問題として、世界の子ども達が直面する様々な問題を具体例に基づいて取り上げ、その原因と対策を考えます。90年代以降、世界の子ども達が直面する問題は保健、衛生、教育などの社会サーヴィスに関連したもののみならず、搾取・虐待・暴力などのより複雑な要因に基づく深刻な課題へとシフトしています。これに伴い、子どもを対象とした国際的支援活動も従来のニーズに基づくアプローチから、権利に基づくアプローチへと転換しました。本講義では、子どもを対象とした国際的な社会福祉の問題を権利に基づくアプローチを踏まえつつ取り上げていきます。>

指導方法:ワークショップ形式による参加型学習を通じ自発的な学習意欲と習慣の醸成および表現能力の向上を図り、単なる知識の習得ではなく、子どもを巡る社会福祉問題を子どもの立場に立って理解できる考え方、姿勢の習得を目指します。

成績評価の方法:出席と授業への積極的な参加の度合い

テキスト:ユニセフ(国際連合児童基金)発行『世界子供白書』

参考書:
森田ゆり『人権とエンパワメント』解放出版社
森田明彦『人権思想をひらく-チャールズ・テイラーとの対話』藤原書店
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# by fwge1820 | 2005-02-24 12:56

佐賀県・どんぐり村でのセミナーのご案内   

佐賀県にあるどんぐり村で、3月12日(土)に楽しいセミナーが開催されます。

【男女共同参画実践研修大会】
場所:佐賀県三瀬村どんぐり村の「森のコンサートホール)
日時:3月12日(土) 13:00-16:30
プログラム:
13:00 コンサート
13:30 お話し by 谷京子さん(プロの語り部) 「もっと自分を」
14:50 休憩
15:00-16:30
朗読劇、寸劇 ロールプレイ・・・
トーク&トーク
司会 平田とし子(どんぐり村/森のコンサートホール名誉館長&九州女子短大教授)
出演者 三隅佳子(アジア女性交流・研究フォーラム理事長)
     野沢卓弐(九州女子短大教授) 
     福田豊男(元秋田放送プロデューサー)
     谷京子
17:00-18:30 懇親パーティー
       
【申込方法】氏名、住所、連絡先(電話番号&FAX番号、および、いずれのコースを選択するか明記の上、FAX 092-944-3396にお送りください。
【各コースの内容】
Aコース 1泊2日(一室2名利用) 15000円
      ホテル代+研修会+懇親会
Bコース 研修会のみ 1000円
Cコース 研修会+懇親会 5000円(三瀬の自然の食材+ワイン)

締切は2月28日です
(当日は、JR佐賀駅より午前11時にどんぐり村行きのバスが出るそうです。)
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# by fwge1820 | 2005-02-22 17:33

2005年度の担当科目について   

8日から10日にかけて長崎ウエスレヤン大学に出掛けた。4月から始まる授業などについての打ち合わせのため。
わたしが担当する科目は以下の通りとなりました。
【講義】
前期
一年生 地球市民論
二年生 国際関係論
三年生 国際協力論
後期
三年生 国連開発援助論
【ゼミ】
1~4年 (通年)

それぞれの科目について授業概要(シラバス)を大学に提出することなっています。
そこで、とりあえず、このブログにシラバス案をアップして、みなさんのコメント、アイデアを求めてみることにしました。
ウエスレヤン大学の学生、今春入学予定の方以外でも、もちろん大歓迎です。

それでは行きます!
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# by fwge1820 | 2005-02-13 13:44

光は東アジアより   

2003年11月29日、大学生達が企画した「東アジアの希望」というシンポジウムが京都で開催された。
関西在住の学生たちが主催した、このシンポジム。
彼らは、森嶋通夫さんと姜尚中さんの著書を読んで、お二人の「(日本の)戦争責任を受けとめる中で東アジアの対等なパートナーシップを模索していこうとする」視点に刺激されて、このシンポジウムを企画したのだそうだ。
今、10代の若者たちの間には「東アジアにこそ自分たちの未来がある」という気持ちが大きく広がっているような気がする。
もちろん、一昔前から存在するような欧米志向の若者も少なくないけれど、わたしの眼から見て地に足のついた、<ほんもの>の自分を既に見つけた若者たちは、例外なく東アジアに関心を向け始めている。
しかも、彼らは一昔前の世代と違って、アジア蔑視の感情を少しも持っていない。
一方、最近、色々な講演会やシンポジウムに参加して感じるのだけど、日本の指導的な知識人の間では、東アジアとの関係改善を真剣に模索する、あるいは追求しようとする気運が急激に強くなってきている気がする。
わたしが知っている平和活動家たちの中には、現在の日本政府の一方的な米国追従政策に絶望したり、行き場のない怒りを顕わにしている人たちが少なくないけれど、どうやら日本は、その本流と底流において大きく転回しつつあるようだ。
「光は東アジアよりやって来る」時代はもう始まっている。
これからの十年は、何だか、とっても楽しみな気がする。
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# by fwge1820 | 2005-02-05 19:02