後期のシラバス   

【授業の目的・概要】
私たちが今生きている世界は190以上の主権国家から成り立っています。この主権国家という制度が確立されたのは1648年のことであると言われています。
この主権国家間の問題を解決するために生まれたのが国際機関です。国際機関とは英語では一般にinternational organizationと呼ばれています。Interとは「~の間」、nationalはnationの形容詞ですが、このnationは「国家」のことです。要するに、internationalとは「国家-間」という意味なのです。
国際社会とは国家によって構成される「場」に過ぎません。日本や米国の上に国際社会という上部社会があるわけではないのです。
この授業では、国連を含む国際組織の歴史と現状について開発援助という観点から広く学んでいきたいと思います。
授業は、学生による発表と、その後のディスカッションを中心に進めていきます。
発表のテーマは、暫定的に以下の【講義の計画】の通りとします。この中から自分の興味のあるものを選択してください。他に自分が調べてみたいというテーマがあるようでしたら、ご相談ください。グループ発表、単独発表のいずれでも結構です。
発表者は、A4用紙4枚程度のレジュメを事前に用意ください。報告は30分程度でお願いします。

【講義の計画】
第1回 introduction
第2回 国際連盟の歴史
第3回 国際連合の成立
第4回 国連の組織
第5回 ブレトンウッズ体制と世銀グループ
第6回 国際連合開発計画と『人間開発報告書』
第7回 国際連合児童基金と『世界子供白書』
第8回 国際人権と国際刑事裁判所
第9回 GATT体制とWTO
第10回 EUの歴史と体制
第11回 国際NGO
第12回 イラク戦争と国連

【評価の方法】
評価の対象としては、
授業への出席率(30%)
自己発表に対する評価(30%)
他の発表に対する口頭および文書によるコメント(文書によるコメントは、講義の最後に書いていただきます)(40%)

【教 科 書】
最上敏樹『国際機構論』東京大学出版会

【参考文献】

【その他の特記事項】
海外の組織について調べるために、PCと基本的な英語力は必須です。
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by fwge1820 | 2005-10-17 08:05

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